2006年6月22日木曜日

梅干を作ろう



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梅の季節になりましたね。


この季節になると何時も作りたくなるのが梅を使ったジュースや梅干。


手塩にかけて作った梅干は上手さも格別、愛しさも倍増なので難しそうなんて言わずに一度作ってみてください。


これは土用干し中の白梅干、ほんのり色づいています。


材料 分量


熟した梅 2キロ


塩 梅の重量の15?20%


梅漬け用の容器 1つ


ざる 全部竹で出来たものがベスト


重し 漬物用の重し、大きな石など


竹串(又は爪楊枝) へたを取るために使用



●本漬け


●もみ紫蘇 500グラム


●梅を漬けていた梅酢 適宜


●お酢 適宜




2006年6月21日水曜日

画像が多いので重いかも↓



1)梅はよく熟した柔らかいものを使用します、もしも買ったときまだ青ければ数日間置いて追熟させてから使ってくださいね。


2)洗ってへたをとり水分を拭きながら漬け容器に入れていく(梅の水分が少し残っているくらいが塩がよくなじむそうです)


3)梅、塩、梅、塩というふうに交互に重ねていく


重ねた上に綺麗な布巾落し蓋、重しの順に重ねていくのですが、今回私は梅漬け用の容器を特に用意せず果実酒用の容器を使ったため落し蓋はいれられませんでした、重石も普通の物は入らないので丈夫で大きなビニール袋に水を入れて代用しています。


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これは漬けた翌日の状態です、下に梅酢が上がって来ているのが判るでしょうか?


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漬けてから4日目水がずいぶんと上に上がりましたこの状態で20日?1ヶ月置く


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一ヵ月後の漬け上がった梅です、蓋をあけると梅のいい香りが?


4)土用干しをする......漬けあがった梅干を土用干しします。普通紫蘇をいれ赤梅干しを作ってから土用干しをするというのが一般的ですが、我が家で作る時は紫蘇につける前の白梅干しを土用干ししてからもみ紫蘇につける方法をとっています、そうすると紫蘇が最後まで美味しく食べられるのだとか。


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梅の酸や塩分でやられてしまうので出来るだけ竹のみで作られたざるを用意して干します。梅を漬けていた梅酢も一緒に日光浴しましょう


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丸一日たった梅干ほんのりと色づいています。土用干しは三日三晩干すので出来るだけ天気が続く日を選んで干しましょう、もしも夜間雨が心配な場合夜はそのまま部屋の中に入れてしまっても良いですよ。


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2日目のお昼ごろに表と裏をひっくり返す、ちび介お手伝いのつもり?


(なぜ裸...?^^;)


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4日目の梅、色つけしていないのにぴんくがかっています。このままの状態で保存すれば白梅干し、今回は全部本漬けに回しましたが好みによって半分は白、半分は赤と楽しんでも。


5)土用干しが終わったらいよいよ本漬けです、紫蘇のある時期なら紫蘇を塩もみしてもみ紫蘇を作ってもいいのですが、面倒なので(笑)もみ紫蘇として作られていたものを使いました。


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やはり最初と同じように梅、紫蘇、梅、紫蘇と交互になるように漬けて行きます。うちのちびちゃんがお手伝い(?)


6)一番最後に紫蘇で終わったら、お酢を紫蘇が出ないくらいひたひたになるまで入れます。これはカビを防ぐことと、梅酢だけで漬けると塩分が多くなるのを防ぐためです。


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ここまで来たらあとは2?3ヶ月たって赤くなるのを待つばかりです......。楽しみ楽しみ。今回本漬けに入るまでちょっと時間が空いてしまったのですが綺麗に色付いてくれるでしょうか?


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漬けて約2週間たったところです。左は白梅干しだから、もうこんなに色が違います。


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ほら美味しそう(?)でしょ?生唾湧いてきませんか?(笑)