2005年3月31日木曜日

何気ない日常にこそ不思議はある



かんがえるカエルくん


かんがえるカエルくん/いわむらかずお


絵本作家いわむらかずおさんの絵本……というより4コマ漫画?


講談社出版文化賞絵本賞を受賞していると言うこの本は、うちのばぁばが以前舞台でやっているのを見た時にそれが気に入って、本を探しチビにと言ってくれた本なのだがうちのチビ(5歳)にはまだピンと来ないらしい……。読み聞かせ方が悪かったか?_| ̄|○


主人公のかえるくんと仲良しのねずみくん、かんがえるかえるくん、と言うタイトル通り、かえる君はいつもどこかで考えている。

せみの顔、バッタの顔、トンボの顔、蝶の顔……皆顔があるボクにもあるねずみ君にもあるけれど、シジミの顔って一体どこ?ミミズの顔ってどこにあるの?

じっと空を見ながら考えるかえる君……「そらってどこから空なの?」

毎日の暮らしの中であまり疑問にも思わないような事、でもこの本を読んでると、そういわれてみれば不思議よね?とそういわれてみればそうだよね……と思わず頷いてしまうチョッとした不思議が日常に沢山転がっている事に気が付かされる。

子供のための絵本として描かれたこの本だけど、大人でも十分楽しめる1冊




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